アイフルは消費者金融の一つで歴史も古くて利用者も多い大手金融業者の一つです。テレビCMでも有名も流れているということもあり、利用したことがない方でも名前くらいは知っている方が多いのではないでしょうか。
アイフルはアコムやプロミス、モビットなどの銀行系列の超大手消費者金融と方を並べる金融業者ですが、アコムやプロミスとは違って、銀行系列ではない独立系の消費者金融です。おそらく独立系の消費者金融業者としては一番大きな会社なのではないかと思います。
そんなアイフルは最短30分の審査で即日融資も可能ということや、WEBで手続きが完了したり、30日間の無利息サービスやスマホアプリに対応しているなどのサービスがあり非常に便利な消費者金融です。
使い勝手の良い消費者金融ということで利用者が多いことから、中には借金が返済できなくなってしまって自己破産してしまう方もいます。
アイフルからの借金だけで自己破産する方は少ないですが、アイフルの他に複数の金融業者などから借入があって、複数の借入業者の中にアイフルが含まれているということは少なくないです。
そんなアイフルからの借金を自己破産する場合のメリットやデメリットについてわかりやすく解説しているので、アイフルからの借金で悩んでるなら参考にしてください。
アイフルの借金を自己破産するデメリットについて解説します。
アイフルからの借金を自己破産することを検討している場合には、あらかじめどのようなデメリットがあるのかをある程度理解してから手続きしたほうが安心だと思います。
アイフルの借金を自己破産すると信用情報がブラックリストに登録されてしまい、新たに借金やローンが組めなくなったり、クレジットカードを作れないなどの金融面でのデメリットが生じるようになります。
信用情報は借金の履歴のようなもので、自己破産等の債務整理手続きをするとその経歴が信用情報として信用情報機関のデータベースに登録されることになり、その情報が信用情報機関に登録している金融業者で共有されることになり、債務整理したことが知られることになってしまい、その結果、借入審査などに落ちることになります。
ただこれは自己破産ならではのデメリットというわけではなく、債務整理全般に生じるデメリットですし、債務整理しなくても借金を滞納すればブラックリストに登録されることになるので、借金を払えなければどちらにしてブラックリストに登録されます。
アイフルのなどの借金を自己破産すると手続き中は一部の職業に就けないという職業制限をが生じることになります。
該当する職業は公認会計士や税理士、弁護士、司法書士、行政書士などの士業系の仕事に多く、他にも警備員なども職業制限の対象になります。
自己破産するとこういった職業に手続き期間中は就けなくなるので、仕事に大きな影響を及ぼしてしまう可能性があります。ただ一般的なサラリーマンだと該当しない場合が多いので、あくまでも対象になるのは一部の職業だけです。
また制限が生じるのは手続き期間中だけなので、自己破産の手続きが完了すれば制限は解除されます。
自己破産や個人再生などの裁判所で手続する債務整理方法でアイフルからの借金を整理すると、官報に名前が掲載されることになって、家族や知り合いに自己破産したことがバレる可能性があります。
官報は国が発行する機関誌のことで、自己破産や個人再生などをすると名前が掲載されることになり、官報を見た人に自己破産したことが知られてしまう可能性があります。
機関誌に名前が掲載されると聞くと、とんでもなく大きなデメリットのように感じますが、そもそも官報って誰も読んでないんですよね。実際にあなたは官報を見たことがありますか?
私は少なくとも自分や自分の周りの人で官報を読んでいる人は見たことがないです。官報を読んでいるのはおそらく一部の人だけだと思います。そのため官報から知り合いに自己破産のことがバレる可能性は高くないです。
自己破産すると高額資産が没収されてしまうというデメリットがあります。高額資産は具体的には評価額が20万円以上の資産ということになります。
何となく自己破産すると差し押さえの札を張られて、強制執行のように全ての資産を差し押さえられると勘違いしている方が多いですが、没収されるのはあくまでも高額資産だけです。
そのためテレビやパソコン、スマホや生活家電、家具などは普通に残すことができます。ただ自動車や持ち家などの高額資産は手放す必要が出てきます。
自動車に関しては古くて評価額が20万円以下というようなものなら、そのまま残すことができる可能性があります。この辺りはケースバイケースという感じですね。
アイフルの借金を自己破産するメリットについてまとめました。デメリットを含めてメリットもしっかりと理解してから、手続きを利用するか検討するといいかと思います。
アイフルの借金を自己破産する一番のメリットは「借金返済の義務がなくなる」ということです。
借金問題を抱えている方からすると、借金が免除されるということは借金を払う必要がなくなるということなので、何よりも大きなメリットなのではないでしょうか。
自己破産すると上記のようにいくつもデメリットがありますが、借金返済義務がなくなるというメリットは、いくつもあるデメリットと比較しても十分に価値のあるものだと思います。
自己破産すれば数千万円や数億円借金があったとしても、裁判所が免責を認めれば返済義務が免除されることになるので、借金問題を一気に解決することができることになります。
仮に無職で全く借金が返済できない状況になってしまったとしても、自己破産することで借金問題を解決することができます。
自己破産すると強制執行をストップすることができるというメリットがあります。
アイフルなどの借金の滞納を続けると、金融業者は裁判を起こして強制執行によって給料や資産を差し押さえようとしてきます。まあ、アイフルなどの金融業者は仕事なので、滞納者からお金を回収しようとするのは仕方がないことです。
ただ強制執行によって資産や給料が差し押さえられてしまうと非常に面倒で、特に給料が差し押さえられると、借金を滞納していることが会社に知られることになるので、会社での立場がなくなってしまう可能性があります。
しかし自己破産すると強制執行をストップすることができるので、借金を滞納していて強制執行の可能性があるが、お金がないので支払いが困難というような場合には一度自己破産を検討してもいいかと思います。
自己破産したけど、その後で突発的な支出があったりして、どうしても借金する必要に迫られた場合に、アイフルなどの消費者金融から借入が可能なのか気になる方も多いと思います。
ただ自己破産すると、すぐには借金することはできないと思ったほうがいいです。自己破産すると信用情報がブラックリストに登録されてしまうので、仮に借入審査に申し込んだとしても審査に落ちます。そのため信用情報のブラックリストから解除されるまで待つ必要があります。
自己破産の場合だと、信用情報のブラックリスト解除までに5年から10年くらいは必要になるので、それまでは借金しないような生活を心がける必要があります。
ちなみに過去にアイフルからの借金を債務整理したことがあるようなケースだと状況は変わってきます。
アイフルからの借金を自己破産などの債務整理対象にしていたような場合だと、信用情報のブラックリストから解除されても借入ができないという状況になってしまう可能性があります。
アイフルのような大手消費者金融は顧客データはしっかりと社内のデータベースに保管しているというのは普通のことです。そのため債務整理で自社の借金を踏み倒した顧客のデータもそのまま残っているということになります。
社内データは保管期限がないので、10年以上経過したとしてもそのままデータが残っているため、社内データの債務整理履歴によって借入が断られる可能性があります。
アイフルからの借金を含めて、複数の借入先から多額の借金があって返済できないという状況になってしまった場合に、返済でkる見込みがないので自己破産したいと考える方は珍しくないです。
ただ自己破産したいと思っていても、家族に自己破産のことがバレること、家族に秘密の借金もバレることになってしまったりして修羅場になるのではないかと懸念する方も多いです。
そのため家族に内緒で自己破産することはできないのかと思う方もいますが、結論を言ってしまうと家族に内緒で自己破産するのは厳しいです。
自己破産すると裁判所から書類などが送られてくるので、その書類を見た家族が不審に思う可能性はありますし、自己破産すると自動車や持ち家などの高額資産が没収されてしまうので、自動車や持ち家の名義人が自己破産する当人だと、これらの資産が没収されるので自己破産したことがバレることになります。
家族と別居していて、家計が別というようなケースなら家族に秘密にしたままで自己破産することが可能かもしれないですが、同居家族で家計が同じという状況だと流石に自己破産を秘密裏に行うのは難しいと思います。
どうしても家族にバレずに借金を整理したいと考えているなら任意整理を検討するといいと思います。任意整理は裁判所も関係しないし、資産も没収されることはないので、同居していても家族にバレずに債務整理できる可能性があります。
アイフルの借金を自己破産することを検討しているなら、最初は弁護士事務所や司法書士事務所の無料相談を利用して、専門家から詳しい話を聞いてから手続きを利用するかどうかを決めるといいかと思います。
自己破産は借金返済の義務がなくなるという非常に強力な債務整理方法ですが、デメリットもいくつかあるので、利用する際にはしっかりとデメリットによってどのような影響を受けるのかなどを、専門家である弁護士などから話を聞いておくことが大事です。
いきなり自己破産手続きを依頼するよりは、無料相談で話を聞いてから手続きしてもらったほうが安心感があると思います。また人によっては自己破産よりも任意整理や個人再生の方が最適な債務整理方法という可能性もあります。
当サイトでは自己破産を含めた債務整理手続きや借金問題の相談に対応している弁護士事務所や司法書士事務所をまとめています。
メールや電話による無料相談が可能な事務所を載せているので、「自己破産するかわからないけど、とりあえず話を聞きたい」という方にも気軽に利用できると思います。
相談先で悩んでいるなら下記が参考になると思うのでよかったらご覧ください。
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